9月2日からBTCが下落しはじめ、ついに9月3日~4日にかけて10%以上の暴落が起きました。
こうなると、当然アルトコインたちはそれ以上の暴落が起きます。
そこで、やはり気になるのがKoindexのKOINはどうなのかです。
BTCとGOLDとUSDの構成でインデックスが組まれていますから、この暴落がどう影響するのか。
また、毎月1日AM9:00 に比率の変更が行われますが、暴落が起きたときに果たしてその下落に耐えられるのか、
そして自動で構成比率を変更してくれるのかに注目が集まりました。
では、今回1日で10%以上暴落しているので、どのような変化が起きているのか見てみましょう。
こちらがKOINインデックスのチャートです。
2日~3日かけて徐々に落ち始め、9月4日19時現在、$0.0243付近で推移しています。
3日の16時頃に一瞬下落しているように見えますが、これは事実上の下落ではなく、どうやらAPI側のバグによって起こったものとのことです。
なので、KOINインデックスが直接影響を受けたものではありませんのでご心配なく。
とはいってもやはりこれでは見た目にも一瞬の下落があったんじゃないかと誤解されてしまいますので、バグの再発防止はAPI側に依頼してくれています。
と、一先ず安心できたところで、やはりKOINの魅力はなんといっても暴騰・暴落に強いということです。
BTCが暴落し、アルトがそれ以上の暴落を起こしている中、KOINは見事に耐えている様子が伺えます。
さらに、BTCが24H以内に10%以上の下落を起こした場合、構成比率を臨機応変に変更するシステムが組まれています。
変更前と変更後は以下の通りです。
Constituent (構成要素) |
変更前(9/3まで) | 変更後(9/4~) | 構成割合 |
BITCOIN | 26.11% | 23.84% | -2.27% |
GOLD | 41.69% |
42.60%
|
+0.91% |
USD | 32.20% |
33.56%
|
+1.36% |
ご覧のように、BTCの割合が減り、USDとGOLDの比率が高めになっています。
BTCの暴落が起きた場合に、即日の変更によってKOINの大幅下落を回避することが出来ています。
その代わり暴騰もしませんが、暴落リスクが回避できるというのは大きな安心材料です。
BTCと金とUSDで構成されているKOINは、運営が%を決めて手動で設定するものではなく、完全自動で組み込まれたシステムによって徐々に上昇していく設計になっており、人の手が介入しないという意味で今後の値動きに注目です。
今回の構成比率の変更によってその信頼性が上がったことで、明日9/5のオープン以降良いスタートが切れそうです。