KOINインデックスについてのお知らせが入っていたので、その日本語訳です。
https://twitter.com/GetKoindex/status/1298929205262999560
KOIN Indexの実装完了
日頃よりKoindexをご愛顧頂きありがとうございます。
KOIN Indexの実装が完了したことをご報告致します。
※チャート表示はデータの取得に数日お時間を頂きます。
KOIN Indexは2020年1月1日よりデータ蓄積を開始し、開始時から現在までのパフォーマンスは+23%程度の価格上昇となっております。(こちらはチャート公開後、日足でご確認いただけます。)
KOIN Indexはボラティリティの激しい今年においても安定したパフォーマンスを発揮しており、KOINの設計理念である「価格の安定向上」における大きな役割を担います。
KOIN Indexの構成比率について
KOIN Indexは2020年1月1日より、USD40:GOLD40:BTC20の比率でデータの取得をスタートしました。
構成比率が変更される条件は、
・金、BTC、USDのインデックス構成銘柄のいずれかの終値が前日の終値から10%増加または減少した場合
・毎月1日の0:00UTC
上記のタイミングで、アルゴリズムで自動再計算され公正比率が変更されます。
また、KOIN Indexの構成要素であるBTC、GOLDの価格はより公正を期すため以下のサードパーティAPIより取得しています。
Bitcoin: CoinMarketCap – BTC/USD
Gold: Metals-API – XAU/USD
今後、毎週月曜日にKOIN INDEXの価格を元に、以下のフローでKOINの取引価格の見直しを行います。
KOINの値洗いの仕組み
【毎週月曜日】
①06:15(UTC)〜 日本時間 15:15
板取引の停止。板の注文はすべてキャンセルされます。
②06:30(UTC)~ 日本時間 15:30
KOIN INDEXから取引再開時の始値となるINDEX価格の取得を行います。
③06:45(UTC)〜 日本時間 15:45
06:30(UTC)に取得したKOIN Index価格を始値として、取引が開始されます。
始値から±10%を値幅での売買が可能です。
※取引の値幅制限はKOINの安定向上のため変更する場合があります。
KOINは上記に記載した独自の売買ルールによって取引が行われます。
これはKOINの価格の「安定向上」が狙いであり、KOINは今後開始されるKoindex上でのトレードにおける取引手数料収益の還元が主な存在意義であり、激しいボラティリティが起こらない設計になっています。
Koindexは投資家のリスクを抑え、安定した収益分配を行う取引所を目指します。
今後のKoindexにぜひご期待下さい。
Koindexチーム
考察
このインデックスの仕組みを知って、さらにKOINに対する期待が大きくなりました。
なぜなら、毎週の値洗いや構成比率は運営が動かしているわけではなく、自動で動き続けるということだからです。
まずは上記のお知らせ内容を一つずつ見ていきましょう。
KOINインデックスのページを開くと、以下の表示がされています。
この画面上に2種類のチャートがあり、近日中に表示されるとのことです。
続いて構成比率です。
赤枠の部分に、ビットコインと金とUSDの構成比率が表示されています。
この2カ所の表示は連動しています。
上記銘柄のうち、いずれかが10%以上の値動きをした際には、その日のうちで構成比率が変わることもあるそうです。
次に右側の%表示ですが、これはBTCや金が前日に対しての何%動いているかを表しています。
この価格が公正に反映されるために、サードパーティーのAPIと紐付いています。
例えばBTCであれば、私たちがよく使っている CoinMarketCap – BTC/USD です。
BTCは1分ごと、金は10分ごとに表示が切り替わります。
続いて、KOINインデックスの強みについて説明されています。
ユニークなデザイン |
インデックスは金、米ドル、BTCの3つの要素で構成されているため、 どちらか一方の価格が急落しても、他の2つはインデックス比率の調整で価格を安定させることができます。 |
ダイナミクス構成 |
指数要素の価格が急落した場合には、安定性を生み出すように設計されているため、 構成比は再計算されることになります。 |
安定した増加 |
大きな売買が発生して一時的にKOIN相場が変動しても、 翌月にはマークされてKOIN指数の価格に統合されます。 |
上記3つの説明に共通しているのは”安定”というキーワードです。
急落を防止し、安定させながら上昇していくという設計こそがKOINの最大の強みなのです。
BTCはボラティリティが高く短期的に上下どちらにも動きますが、数年単位の長期で見ていけば上昇していくと言われています。
同じく金も安全資産として脚光を浴びて上昇傾向にあります。
USDは世界の基軸通貨としての安定感があります。
それら3つの要素を組み込みながら、安定的に上昇するための計算式が自動で動き続けるわけです。
運営が手を加えて動かすことをせずに、オープン価格の$0.025を基準として自動で毎週の値洗いと毎月の構成比率の変更がなされていきます。
急な値動きにはその日で構成比率も変更されます。
このように、KOINそのものの設計について知っただけでも投資対象として十分魅力的に思えます。
そこに加えて毎日の配当があるわけです。
BTCやアルトは連日値動きが激しく、今は特に参入することが難しいタイミングですが、
KOINなら暴落リスクを回避しながら資産を増やしていくことができます。
取引所として機能する日が非常に楽しみです。